アイスランド ヨーロッパ 世界遺産の紹介

現在進行形の島・スルツエイ(アイスランド)

投稿日:2016年6月28日 更新日:

50年前に誕生した火山島「スルツェイ」

2008年に登録されたアイスランドの世界遺産(自然遺産)で、

1963~1967年の火山活動により形成された新島です。

スルツェイ島は誕生直後から波による浸食にさらされているが、

火山活動による面積拡大が浸食を上回り、島の消失は避けられた。

現在進行形の重要な生態学的、生物学的プロセスを示す見本であることが評価され世界遺産に登録された。

人の立ち入りを制限し、誕生以来生態系の変化の過程が研究されています。

1

スルツエイは絶好の環境標本!

1967年に火山活動がやんだ後、島の生物はだんだんと増え、はじめは海流にのってたどりついた、

植物の種やバクテリア、海藻(かいそう)類などがいるのみでしたが、

2004年には、75種のコケ類、24種のカビやキノコ、

89種の鳥類などが確認されるまでになりました。

2

スルツェイ式噴火という言葉も生まれた

マグマたまりの中の水蒸気圧力が上昇することによって爆発し、

高温のマグマが海水に触れることによって、大量の水蒸気を発生させ大爆発を起こすところから、

マグマ水蒸気爆発と呼ばれる。

スルツェイ島噴火が典型例であったところから「スルツェイ式噴火」と呼ばれるようになった。

ちなみに、スルツエイとはアイスランド語で「スルトの島」という意味で、

スルトは神話にでてくる巨人の名前、手に炎の剣をもち、すべてのものを焼きつくす巨人です。

-アイスランド, ヨーロッパ, 世界遺産の紹介

執筆者:

関連記事

アメリカニューヨークのシンボル、自由の女神像(アメリカ)

自由の女神像の概要 ニューヨークのマンハッタンの沖合いにあるニューヨーク湾に浮かぶリバティ島。 自由の女神像(Statue of Liberty)は、その島に立つ巨大な女神像で、 アメリカ合衆国の誕生 …

植民地時代の華やかさを感じる・プエブラ歴史地区(メキシコ)

正式名称はエロイカ・プエブラ・デ・サラゴサ。 スペイン植民地時代のコロニアルとキリスト文化が色濃く残る歴史都市。 プエブラはメキシコのプエブラ州の基礎自治体の1つで、 その中心地プエブラ・デ・サラゴサ …

西遊記の聖地?ブッダガヤ(インド)

ブッダガヤは、インドのビハール州、ガンジス川の支流の ネーランジャヤー河のほとりにあるガヤー県の都市。 釈迦(如来)の成道(悟り)の地として有名な八大聖地の1つで、 仏教では最高のお釈迦様が悟りを開い …

世界最大のサンゴ礁!グレート・バリア・リーフ(オーストラリア)

グレート・バリア・リーフの概要 日本が入るほど巨大な珊瑚礁グレートバリアリーフ。 ダイビングや遊覧飛行などアクティビティ満載! グレート・バリア・リーフは、オーストラリア北東岸に広がる世界最大のサンゴ …

貴重なブナの原生林!白神山地(青森県・秋田県)

白神山地の概要 白神山地は、秋田県北西部と青森県南西部にまたがる約13万haに及ぶ広大な山地帯の総称です。 ここには人為の影響をほとんど受けていない世界最大級の原生的なブナ林が分布し、 この中に多種多 …