アイルランド ヨーロッパ 世界遺産の紹介

ブルー・ナ・ボーニャ ボイン渓谷の遺跡群(アイルランド)

投稿日:2016年6月28日 更新日:

1

2

ブルー・ナ・ボーニャ ボイン渓谷の遺跡群とは?

1993年に登録されたアイルランドの世界遺産(文化遺産)。

ブルー・ナ・ボーニャは、アイルランドのボイン川の屈曲部に位置する新石器時代の石室墳、

立石、その他先史的遺跡群の複合体で、国際的にも重要なものである。

時代が下ると、鉄器時代には墓地として使われ、中世にはノルマン人が入植した。

また、1690年にはボイン川の戦いの舞台にもなった。

ブルー・ナ・ボーニャで有名な3つ

いくつもの史跡があるブルー・ナ・ボーニャですが有名な遺跡は3つあります。

アイルランド島で最も有名な先史時代の遺跡であると同時に、

世界的にも有名な先史時代の遺跡の1つである『ニューグレイジ』、

ブルー・ナ・ボーニャで最大の羨道墳。

1つの大きな塚と、周辺の17個の小さな墳墓で構成されている『ノウス』、

そして、1847年に発掘調査が行われたもののはるか以前にヴァイキングなどの海賊により

とっくに略奪されてしまったとされる『ドウス』です。

ブルー・ナ・ボーニャのニューグレンジとは

ニューグレンジというのは、ボイン川流域に残る約5500年前の墳墓群の一つです。

聖地を結ぶラインであるレイライン上にあり、周辺にはトリム城やケルトの聖地タラの丘などの

歴史スポットが点在しています。

浅いお椀を伏せたような形で、一年に一度、冬至の朝には太陽の光が

墓室奥にも届くよう造られたこの墳墓は見学も可能ですが、ガイド同伴が必須となっています。

ブルー・ナ・ボーニャのノウスとは

ノウスはブルー・ナ・ボーニャ最大の羨道墳である。

1つの大きな塚とその周囲の17個の小さな墳墓から構成される。

大きな塚は約1ヘクタールほどの面積で、2つの羨道が東西の線に沿って存在する。

ニューグレンジで見つかったものと似ていなくもない。

ノウスから見つかった巨石美術の数は、

西ヨーロッパ全体で見つかっている総数の3分の1以上にもなる。

ブルー・ナ・ボーニャのドウスとは

ドウスはブルー・ナ・ボーニャの中核をなす3つの墳墓の中でも最も古い。

周辺の遺跡に比べると規模が小さく、装飾も貧弱であることから、観光客もあまり訪れない。

ずっと以前にヴァイキングなどが略奪していた。

縁石に囲まれており、その一部には彫刻も施されている。

3つの石を線状に並べた羨道が西から塚の内部に通じている。

-アイルランド, ヨーロッパ, 世界遺産の紹介

執筆者:

関連記事

沖縄の歴史とドラマを感じる、首里城跡など、琉球王国のグスク及び関連遺産群(沖縄)

琉球王国のグスク及び関連遺産の概要 琉球王国のグスク及び関連遺産群は、沖縄本島南部を中心に点在するグスクなどの琉球王国 の史跡群から構成されるユネスコの世界遺産である。 2000年に日本で11件目の世 …

当時世界最大の製糸産業、富岡製糸場と絹産業遺産群(群馬)

富岡製糸場と絹産業遺産群の 富岡製糸場と絹産業遺産群は、群馬県富岡市の富岡製糸場、および伊勢崎市、藤岡市、 下仁田町の2市1町に点在する養蚕関連の文化財によって構成される世界遺産。 日本の近代化への寄 …

謎が謎を呼ぶ高度な古代文明!モヘンジョダロの考古遺跡(パキスタン)

モヘンジョダロの概要 モヘンジョ=ダロは、インダス文明最大級の都市遺跡。 紀元前2500年から紀元前1800年にかけ繁栄し、最大で4万人近くが居住していたと推測される。 しかしその後短期間で衰退した。 …

サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路(スペイン)

サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路は、キリスト教の聖地であるスペイン、 ガリシア州のサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路。 ローマ、エルサレムと並んでキリスト教の三大巡礼地に数えられている …

日本の世界遺産候補!神宿る島・沖ノ島と関連遺産群とはどんなところ?(福岡)

神宿る島・沖ノ島の概要 沖ノ島(おきのしま)は、九州本土から約60km沖合に位置する、玄界灘に浮かぶ周囲4kmほどの孤島。 女人禁制など数々のタブーが残る九州の秘島「沖ノ島」が、 世界文化遺産候補とし …