イギリス ヨーロッパ 世界遺産の紹介

自然の絶景、セント・キルダ(イギリス)

投稿日:2016年6月28日 更新日:

1

2

セント・キルダは、イギリス領の孤立した群島。

スコットランド、アウター・ヘブリディーズの最西端の島々。

最大の島はヒルタ島で、イギリスで最も高い、海岸に面した断崖絶壁がある。

これらの島は家畜の放牧や海鳥の猟が行われていた。

セント・キルダには少なくとも2000年間、人が暮らしてきた歴史があったが、

人口はおそらく180人を超えることはなかった(1851年以降は100人を切った)。

1930年、4島のうち唯一の有人島であったヒルタから住民全体が避難した。

夏のあいだは科学者たちや保全作業員、ボランティアがやってくるものの、

現在、唯一1年を通じて島に暮らすのは、防衛担当者だけ。

島の文化遺産には、有史以前の時代からの様々なユニークな建築の構造が含まれている。

セント・キルダには固有のヒツジが生息している

2つの種類の異なる古い種類のヒツジがこれらの離島で生き延びてきた。

新石器時代の種であるソアイ種、鉄器時代の種であるボーレー種である。

非常にアクセスの悪いソアイ島にいるヒツジはユニークな種で、

このヒツジは野生動物として生息しており、

新石器時代のヨーロッパにいた古いヒツジの末裔と考えられている。

体が小さく、尾が短く、通常体は茶色の毛、腹は白い毛で覆われている。

羊毛は自然に脱皮する。

ボーレー島のヒツジは野生のまま残され、これらが現在ボーレー種とみなされている。

セント・キルダには固有の小動物なども生息している

島は多くの貴重な、シロカツオドリやコシジロウミツバメ、

ニシツノメドリ、フルマカモメといった海鳥の繁殖地でもある。

セントキルダミソサザイとセントキルダノネズミは島独自の亜種。

セントキルダタンポポは、タンポポのセント・キルダ固有種として2012年に認められた。

夏になると、セント・キルダのかつての住民がそのままの状態で残していった

多くの壊れた建物を修復するため、ボランティアの一団が島を訪れる。

島は、1957年にできた小さな軍事基地と共存している。

-イギリス, ヨーロッパ, 世界遺産の紹介

執筆者:

関連記事

謎が謎を呼ぶ高度な古代文明!モヘンジョダロの考古遺跡(パキスタン)

モヘンジョダロの概要 モヘンジョ=ダロは、インダス文明最大級の都市遺跡。 紀元前2500年から紀元前1800年にかけ繁栄し、最大で4万人近くが居住していたと推測される。 しかしその後短期間で衰退した。 …

危機遺産の理由は?海商都市リヴァプール(イギリス)

海商都市リヴァプールは、イングランドの港町リヴァプールの街区を対象とする世界遺産。 今ではビートルズの出身地として知られますが、 ピア・ヘッド 、アルバート・ドック、ウィリアム・ブラウン・ストリートを …

地球の箱庭、ヒスイの大地、テ・ワヒポウナム(南西ニュージーランド)

テ・ワヒポウナムの概要 テ・ワヒポウナムの大部分はフィヨルドランド国立公園となっていて、 大小14のフィヨルドを見ることができます。 テ・ワヒポウナムは、マオリ語で「グリーンストーン(翡翠)の産地」を …

世界最古の木造建築!法隆寺地域の仏教建造物(奈良県)

法隆寺地域の仏教建造物の概要 法隆寺地域の仏教建造物は、奈良県生駒郡斑鳩町にある法隆寺および法起寺(ほっきじ)の建造物から構成される世界遺産。 この遺産には法隆寺の建造物47棟と法起寺の三重塔を加えた …

西遊記の聖地?ブッダガヤ(インド)

ブッダガヤは、インドのビハール州、ガンジス川の支流の ネーランジャヤー河のほとりにあるガヤー県の都市。 釈迦(如来)の成道(悟り)の地として有名な八大聖地の1つで、 仏教では最高のお釈迦様が悟りを開い …