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世界遺産の温泉リゾート地!バース市街(イギリス)

投稿日:2016年6月29日 更新日:

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まるでテルマエ・ロマエ!

バース市街は、イギリス南部にあるお風呂発祥の地として知られる。

イギリスの中で、ロンドンに次いで観光客数の多い都市です。

バース市街全体が18世紀から19世紀にかけてのジョージ王朝時代の特徴を色濃く残し、

その当時の保存状態も良いため街全体が1987年に世界遺産に登録されました。

人口は9万人程度で、紀元前から温泉場として有名でまるでテルマエ・ロマエ

のような街並みを楽しむことができます。

コッツウォルズ地方の南西、ストーンヘンジの北西に位置しているため、

イギリス南西部の観光拠点としても価値が高い。

バース市街の街並みはとにかく綺麗!

英国で唯一の温泉地です。紀元前9世紀に源泉が発見され、

1世紀のローマ帝国時代には、スチーム風呂、水風呂、マッサージ室などを備えた温泉施設が作られ

(現在はローマン・バス博物館)、温泉保養地として栄えました。

また、温泉の効能を神の力と考え、構内には神を祀る神殿もありました。

ローマ帝国の勢力が衰え、ローマ人が去った後、町は衰退、

温泉施設も大半が土砂に埋まってしまいましたが、

18世紀、再び街は温泉リゾートとして復活を遂げます。

ジョージ3世の時代に貴族などの上流階級が楽しめる温泉リゾート地として復活します。

もともと、バースは1世紀の頃、ローマ帝国の時代にその支配下に入り、

温泉のある保養地としてローマ式の大浴場(ローマン・バス)、神殿などが建築され繁栄していました。

大聖堂、ロイヤルクレッセントなどのスポットだけではなく、

何気ない小道まで美しいのが特徴。カメラを片手に街歩きが最高に楽しい。

バース市街の街並みの見どころはローマ浴場跡

街全体が世界遺産のバース市街の中でも、特に注目の建造物は、

今なお、温泉が湧きだしているローマ浴場跡(ローマン・バス)をまず挙げることができます。

ここは、かつての温泉施設が博物館になっていて、

当時の貴族たちが温泉を楽しんだ様子をうかがい知ることができます。

現在は入浴できません。

バース市街はお風呂(BATH)の語源?

2世紀頃、バースにローマ人が侵攻し温泉施設を建設し、温泉街として発展しました。

このことからこの地が「バース」と名付けられたと言われています。

英語の「BATH」つまりお風呂はバース市街の地名が語源となっているともいわれています。

ローマン・バスとは

ローマ浴場博物館(ローマン・バス)はバーススパ駅から徒歩で約10分にある、

ローマ時代の一大温泉保養施設。

西暦65年ごろに建設され、1880年に発見された遺跡です。

イギリスで唯一温泉源泉が湧出するバースはローマ支配の下、温泉の町として発展しました。

バースがローマに支配される前、紀元前の時代からバース市街では

温泉が出ていたという記録もあります。

当時、ケルト人がこの場所に神殿を建てたので、

古代からのパワースポットとも言える神聖な場所です。

ローマン・バスの歴史建造物としての価値は北ヨーロッパ随一とも言われるほど。

入浴したい方はサーメ・バース・スパ

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2006年8月7日に英国唯一の天然温泉として、バース市街にオープンした近代的なスパです。

サーメ・バース・スパとは日本語で「温泉・温泉・温泉」という意味。

2000年以上前に発見されてからずっと湧き出ている源泉をスパにひているのが特徴です。

施設には4種類のスチームバスが用意され、

それぞれユーカリ・ラベンダー・ジャスミン・パインの香りに分かれており、

香りにも趣向が凝らされています。

香りまでこだわりがあるのはアロマの国イギリスならでは!

バース市街屋上の露天風呂がおすすめ!

サーメ・バース・スパで一番人気のルーフトップ・プール。

バース市街の美しい街並みを望める露天風呂です!

バース市街の温泉の入り方は日本とは違う?

温泉といっても日本とは違います。

35℃くらいのぬるめのお湯に長くつかるのがヨーロッパ流です。

また温泉ですが水着着用ですのでご注意を!

バース市街のロイヤル・クレセントとは

保養地として開発が進んだ18世紀のバース市街で、

ロイヤルクレッセントはバーススパ駅より徒歩で約30分にある、

ジョン・ウッド親子が設計した三日月形の曲線が美しい集合住宅です。

1767~1774年に7年もの歳月をかけて建てられたバースを代表するパラディオ様式の巨大建築物。

巨大な半楕円形の集合住宅は、左右対称のカーブを描きながら地上3階、

地下1階の30の邸宅が連なっています。

一番端の1号室は博物館として一般に開放されているため、

18世紀の生活を知ることができます。

バース市街で18世紀にタイムスリップしたような気分を味わえます!

バース市街のバース寺院とは

ローマン・バスの隣に位置するバース寺院はもともと修道院で、

バース市街の象徴とも言える歴史的建造物です。

バース市街のランドマークとして有名な寺院で、676年にベネディクト派修道院として創建され、

修道院からはじまり廃墟同然となった危機など

様々な困難を乗り越えた複雑な過去を持つ寺院です。

バースで採れるバース・ストーンが使われているため、

独特の黄色い色味がやわらかさを感じさせる美しい建造物となっています。

バース市街に佇むこの美しい外観は夜も幻想的です。

バース市街のパルトニー橋

エイヴォン川に架かる三連の優雅なアーチが特徴的なパルトニー橋。

石造りのエレガントな橋の両側にはショップが軒を連ね、

橋の上を歩いたのではここが橋の上とは思えない光景が広がっています。

バース市街のジェーン・オースティン・センター

ジェーン・オースティン・センターは日本人にも人気の作家ジェーン・オースティンの

生活風景などを紹介した記念館です。

オースティンファンには必見のスポット。

バース市街までのアクセス

ロンドン・パディントン駅からバース・スパ駅まで鉄道

【所要時間】約1時間30分

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