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ベルバラで有名な豪華建造物!ヴェルサイユ宮殿と庭園(フランス)

投稿日:2016年6月30日 更新日:

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ヴェルサイユ宮殿は、1682年にフランス王ルイ14世が建てたフランスの宮殿である。

パリの南西22キロ、イヴリーヌ県ヴェルサイユにある。

主な部分の設計はマンサールとル・ブランによっておこなわれ、

庭園はアンドレ・ル・ノートルによって造営された。

バロック建築の代表作で、豪華な建物と広大な美しい庭園で有名。

フランス絶対王政の象徴的建造物ともいわれる。

ヴェルサイユ宮殿は「ベルサイユのばら」の舞台

日本でヴェルサイユ宮殿を有名にしているのは、

何と言っても「ヴェルサイユのばら」というアニメ。

「ヴェルサイユのばら」は、ルイ15世からフランス革命でのアントワネット処刑までを描いています。

ヴェルサイユ宮殿の噴水庭園

リズミカルに並んだ植物や、バランスよく配置された噴水・遊歩道などは、

その効果の仕組みを知らなくても、見た目に心地良く、散策するだけ気分が高揚します。

宮殿の建設よりも労力を費やされている噴水庭園には、

宮殿建設の25,000人に対し、36,000人が投入されている。

そして、その噴水にはルイ14世の三つの意図が込められている。

・水なき地に水を引く

ヴェルサイユには近くに水を引く高地がない。

ルイ14世は10km離れたセーヌ川の川岸に巨大な揚水装置を設置し、堤の上に水を上げさせた。

・貴族を従わせる

・民衆の心をつかむ

ルイ14世は民衆の誰もがヴェルサイユに入るのを許し、民衆に庭園の見方を教える

「王の庭園鑑賞法」というガイドブックを発行した。

民衆は、ガイドブックに従って庭園を鑑賞することで、

貴族と自然を圧倒した王の偉大さを刷り込まれていった。

夏、ヴェルサイユでは毎晩のように祭典が催され、訪れた民衆はバレーや舞劇に酔いしれた。

ヴェルサイユ宮殿の噴水庭園で開催される水と音楽のスペクタクル

ルイ14世時代に、庭園で行われた余興を再現しようというコンセプトで行われる催しが、

「水と音楽のスペクタクル」です。

毎年、4月〜10月の土、日、祝日に行われています。

具体的には、宮廷バロック音楽が流れ、庭園内の噴水の水が上がります。

ヴェルサイユ宮殿のプチ・トラン

宮殿の前から出発して、グラン・カナルまでの約5km のコースを周遊する庭園内のミニ列車。

移動手段のひとつです。

夏は、15〜30分間隔、冬は30〜60分間隔で運行しています。

宮殿→プチトリアノン→グラントリアノン→グランカナル の順に停車します。

ヴェルサイユ宮殿の鏡の間

儀式や外国の賓客を謁見するために使われた。

1871年にドイツ皇帝ヴィルヘルム1世の即位式が行われ、

第一次世界大戦後の対ドイツとの講和条約であるヴェルサイユ条約が調印された場所でもある。

鏡の間にはたくさんの銀製品が飾られていたというが、ルイ14世は晩年になって、

スペインとの王位継承争いが続いて戦費の捻出に困りこれらを売って戦費に充てた。

ルーヴル美術館に所蔵されている有名な絵画

「ナポレオン一世の戴冠式」の2作目も展示されています。

ヴェルサイユ宮殿の国王の大居室

国王の大居室は7つの連なった部屋から構成されていて、住居として利用していました。

国王の絶対的な権威を象徴する装飾的な居室として自由に出入りが出来たらしい。

ヴェルサイユ宮殿の王妃の寝室

もともとは、ルイ14世が、妃のマリー・テレーズのためにつくった部屋。

マリー・テレーズが亡くなった後は、ルイ15世妃マリー・レクザンスカ、

ルイ16世妃マリー・アントワネットの部屋になりました。

歴代のフランス王子が生まれた部屋でもあり、ここで19人の王子が産声をあげました。

ヴェルサイユ宮殿の戴冠の間

壁一面に、巨大な絵画が掲げられています。

「ナポレオン1世の戴冠式」、「シャン・ド・マルスにおける鷲章旗の授与」、

「アブキールの戦い」です。

ルイ・フィリップ王がこれらの絵画を発注し、そのためにこの部屋を改装させました。

ヴェルサイユ宮殿のプチ・トリアノン(小離宮)

ルイ15世の公妾「ポンパドゥール婦人」の発案で造られた離宮。

メインの宮殿と比べると、かなり小さな建物です。

ルイ15世の次の王であるルイ16世が即位すると、その妻のマリー・アントワネットに贈られました。

宮殿の厳しい慣習についていけなかったアントワネットは、

プチ・トリアノンで、お気に入りの側近たちと過ごすことを好み、

建物自体も自分の好みへと改装を重ねていきます。

内装を見ると、アントワネットの趣味がうかがえます。

ヴェルサイユ宮殿の愛の殿堂

プチ・トリアノン周辺にあるスポット。

マリー・アントワネットが、スウェーデン大使のフェルゼンと

密会を重ねたとされる「愛の殿堂」が見どころです。

ヴェルサイユ宮殿の王妃の農村

さらにその奥へ進むと、「王妃の農村」と呼ばれる疑似農園が広がります。

田舎の民家や畑の写真を見たことがある人も多いと思います。

これ、ほんとに造ったの?と感じるほどです。

ヴェルサイユ宮殿のグラン・トリアノン(大離宮)

ルイ14世が、宮廷での公務を離れて家族や身近な側近たちと過ごすために造った離宮。

1687年のマンサールによる改築で、バラ色の大理石がふんだんに用いられ、

「大理石のトリアノン」と呼ばれるようになりました。

フランス革命後は、ナポレオン一世が居住します。

ルイ14世時代の調度品は失われてしまいましたが、ナポレオン時代のものが当時のまま残っています。

現在、グラン・トリアノンは、迎賓館としても利用されており、

国賓を招いての晩餐会などが行われます。

ヴェルサイユ宮殿での当時の暮らし

ヴェルサイユ宮殿の中にある礼拝堂で結婚式を挙げ、

マリー・アントワネットとしてこの宮殿で暮らしていくことになります。

マリー・アントワネットは結婚式の間中、晴れやかな表情をし、

床入りの儀式のときにも微笑みを浮かべていたといいます。

しかし、王太子はアントワネットの手すら握らなかったのです。

王位継承者の妃として、子供を産む可能性すらないということは、

彼女にかなりの屈辱を与え、この不完全な結婚は7年も続くことになるのです。

お互い話し合って理解しあわなくてはいけないと夫に告げたアントワネット。

夫婦らしい生活を送るとルイ・オーギュストに約束させるのです。

ヴェルサイユ宮殿脇の庭園がミッキーマウス?

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上空から見ると宮殿脇の庭園の一部がミッキーマウスの顔と酷似している。

これは衛星写真の映像を見た人の指摘で判明した。

このことは2007年1月27日「トリビアの泉」で紹介された。

ベルサイユ宮殿への行き方

パリから電車で約40分。ベルサイユ最寄り駅は終電駅。

駅から徒歩約10分でベルサイユ宮殿到着。

ヴェルサイユ宮殿の観光ツアー

電車で行くならゆっくりと1日かけて見るのがおすすめ。

時間のない方は効率良く行けるバスツアーの参加がおすすめ。

バスツアーでも入場料込みで5千円程度で行けそこまで高くない。

ヴェルサイユ宮殿はフランス旅行で人気の観光スポットだけあり、

多種多彩なパリ発着ツアーが催行されています。

半日(所要時間 2〜3時間)のツアーは、「宮殿のみ」、

あるいは「宮殿と庭園」という内容であることが多いです。

ヴェルサイユ宮殿観光にはパリ・ミュージアム・パスが便利

パリ・ミュージアム・パスがあれば、ルーブル美術館やオルセー、

オランジェリー美術館だけでなく凱旋門やノートルダム大聖堂の塔まで登れる。

2日券で35€なので計画的に動けばかなりお得に観光できる。

ヴェルサイユ宮殿観光の注意点

・宮殿は9時からオープンですが、トリアノンは両方とも12時からのオープンになります。

・冬季はとても寒く、庭で長時間過ごすのはかなり厳しいと思います。

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