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ジブリ映画ラピュタのモデル?アンコール遺跡群(カンボジア)

投稿日:2016年7月1日 更新日:

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アンコール遺跡の概要

アンコール遺跡は、カンボジアの北西部、トンレサップ湖北岸のシェムリアップの北側に位置する

現在のカンボジア王国の淵源となったクメール王朝の首都の跡。

深い森の中に現れる、途方もなく大きな規模の石の寺院。

アンコールには、大きなものだけで約60の遺跡があります。

ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。

アンコール遺跡は何のために作られた?

アンコール王朝では、王様が神とみなされていました。

なので、王たちは神々が住む寺院を地球上に作り出さねばならなかったわけですね。

前王が建てた寺院を使用することは前王を肯定することになるとされた為、

新王が誕生するたびに新しい寺院が建てられた。

それが、現在に残るアンコール遺跡群となりました。

アンコール遺跡は最近発掘された?

一度は廃墟と化して密林の中に埋もれてしまいましたが、

約100年前からフランスが中心となって保存修復が行われ、

再び美しい姿を見せています。

覆い被さっていた樹木は伐採され、当面の修復措置を終えた

遺跡には多くの人々が訪れています。

しかし、まだまだ多くの遺跡は崩壊の危機を脱していません。

石積みが破損したり、熱帯の巨木に飲み込まれるように、

太い根に絡みつかれたりしたものもあります。

アンコール遺跡は再び悲劇が起こりました

1970年、内戦が勃発。

遺跡の保護作業は中断され、従事していた約40人の研究者や技術者は、

ほとんどが殺され、あるいは行方不明に。

残ったのはわずか3人だけでした。

およそ20年後、平和が戻り、中断されていた保存修復や技術者育成のための研修が始まります。

再び廃墟と化した遺跡は、もはやカンボジアの人たちによる自力修復は困難な状況でした。

現在、ユネスコなど国際機関の協力を得て、フランスや日本、アメリカ、

中国など世界から数多くの救済チームが参加し人材育成と修復活動をしています。

シェムリアップ市内にある博物館などでも修繕が行われているそうです。

アンコール遺跡のアンコール・ワット

2世紀前半に建てられた世界最大級の石の寺院。

幅190mの堀をめぐらせ、奈良の平城宮跡の規模に匹敵します。

建物構造は、この地方独特の鉄分を多く含んだラテライトと砂岩の積み上げで、

屋根は壁の石を内側に少しずつ迫り出して架ける工法が用いられています。

堀を渡り最初の門をくぐると突然、歴史の世界に紛れ込んだ不思議な気分になります。

「アンコール」とは、「王家の都市」。

「ワット」は「寺院」を表す言葉で、

つまりアンコール・ワットとは「王都の寺院」という意味になる。

アンコール遺跡のアンコール・トム

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12世紀末から13世紀にかけて築かれた3km四方の都城です。

王宮やテラスなどがありました。中心寺院はバイヨンです。

至る所に、崩れ落ちた石材が山のように折り重なっています。

見上げると巨大な観世音菩薩の顔が、砂岩を積み上げた塔の四方に彫刻されています。

微笑を湛える観世音菩薩は至る所にあります。

文豪・三島由紀夫も魅せられた密林の微笑といわれています。

ちなみに「トム」は「大きい」という意味なので、

アンコール・トムは直訳で「大きい都」となる。

アンコール遺跡のタ・プロム

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生と死の共存の地と言われているタ・プロム。

19世紀後半に発見されるまでは密林に埋もれていた。

映画「トゥームレイダー」の撮影でも使われた巨木と廃墟が織りなす天然のアート。

人の何倍も大きなガジュマルの木が絡みついていて

樹木が遺跡を支えているのか、遺跡が樹木を支えているのか。

アンコール遺跡のバンテアイ・スレイ

アンコールワットから北に約40kmに位置する、

10世紀後半に建立された「女の砦」とも呼ばれる寺院。

精緻な彫刻はアンコール遺跡一とも言え、

特に中央神殿の女神像は「東洋のモナリザ」と称されている。

アンコール遺跡のベンメリア

ラピュタのモデル?アンコールワットに迫る人気

シェムリアップの市内中心部から車で一時間半にあるベンメリア遺跡。

アンコール遺跡を訪れた人が口を揃えて「絶対に行くべき」とおすすめする場所。

アンコール・ワットより20年ほど前に建てられ、造りも似ていることから練習台だった?

ジブリ映画ラピュタのモデルとも言われています。

アンコール遺跡のバンテアイ・クデイ

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12世紀末ごろに建てられた寺院です。

謎を多く残す、クメールのラビリンスともいわれるバンテアイ・クデイ。

広さは東西700m、南北500m。回廊の屋根は崩れ落ち、塔もいつ崩れてもおかしくない状況。

数多くの廃仏を発掘している遺跡で、頭部と胴体を切断された大量の仏像が出土しました。

一つの仏像に復元できるものはありませんが、極めて保存状態が良く、

美術史や考古学的な調査研究に期待されています。

10世紀にヒンドゥー今日の寺院として建立された後に、

仏教寺院として再建されるなど、謎の残る遺跡として重要視されています。

進むアンコール遺跡の崩壊

アンコール遺跡群は、熱帯の自然の中で約6世紀にわたって放置されてきました。

崩壊の要因の一つは雨水で、建物のほとんどに、水分を吸収しやすい砂岩が用いられています。

雨期には水が柱の内部にまでしみ込み、乾期には灼熱の太陽に熱せられ、

劣化して表面から徐々に剥離していきます。

また、大きく成長するガジュマルの根が絡みつくように石積みの隙間に入り、

浮き上がらせて、いずれは倒壊させてしまうのです。

アンコール遺跡の象乗りは体験

象に乗るならタイやラオス、というイメージがある方もいるかもしれませんが、

実はアンコール・トム周辺でも象乗りは体験できます。

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