屋久島の概要
屋久島は樹齢7200年と言われる縄文杉が有名で、世界自然遺産に指定されている自然豊かな島。
ほかにも白谷雲水峡やダイナミックな大滝など、ここにしかない観光スポットも沢山あります。
森林が全体の9割を占め様々な植物や生き物が息づく神秘的な屋久島。
屋久島の縄文杉
屋久島といったら縄文杉ですよね。
屋久島の象徴ともいえる屋久杉の中で最大最古のものが、この縄文杉です。
樹高25.3m、周囲16.4m 、樹齢2,000年代~7,200年にもなるそうです。
縄文杉を見るには、ハードな道のりのため本格的な山歩きの準備が必要です。、
縄文杉は、日本で最も太いスギでもあり、台風に強い屋久杉の特徴である
背が低いずんぐりした形は、長年雨風に耐え抜いてきた力強さを感じます。
縄文杉 いのちの枝とは?
2005年に折れた千年の大枝「縄文杉 いのちの枝」(全長5m、直径1m)は、
「縄文杉いのちの枝」と名付けられ、屋久杉自然館に展示されています。
アクセス: 白谷雲水峡から徒歩で300分、荒川登山口から徒歩で240分
屋久島のウィルソン株
屋久島最大の樹齢3000年の切り株です。
アメリカの植物学者E.H.ウィルソンが調査に訪れ、この大きな株を世の中に
広く紹介したたことからその名が付けられました。
内部は大きな空洞になっており泉が涌いています。
この空洞の中には入ることができ、見上げるとハートの形に見えることで有名。
このハートの形に見える画像が恋愛成就に効果があると、口コミなどで話題になり、
パワースポットとしても評判です。神々しいですね。
アクセス:白谷雲水峡から徒歩で180分
屋久島の大王杉
約2時間のトロッコ道が終わると、今度はキツい上り道を進んでいくとあります。
かつて、縄文杉が発見されるまでは、屋久島のシンボルとして君臨していた巨木です。
木の根元に大きな割れ目があり、人が入れてしまうくらいの空洞があるのが特徴です。
ウィルソン株からは45分ほどで、ここから縄文杉まであと少し歩きます。
樹齢3,000年と言われており、高さは24.7mです。急な斜面にたっていて、
中は広い空洞になっていて、下からあおぎ見ると迫力満点です。
屋久島の夫婦杉
大昔は2本あった杉が1本にくっついたという、屋久島のパワースポットです。
屋久島の紀元杉
屋久島唯一、トレッキングなしで見られる杉で、
その手軽さから人気のスポットです。
アクセス:安房港から車で60分安房港/車/60分
屋久島の白谷雲水峡
もののけ姫の舞台となり、実際にみても印象的な風景が魅力のスポット、白谷雲水峡。
標高600~1,100mで照葉樹林や屋久島の象徴である屋久杉などの原生林です。
白谷川のきれいな渓流とシダや苔で覆われた深い緑の森の中は神秘的です。
実際触ってみるとほんのり温かくてフカフカしている。
至るところで見事な滝も見ることができ、素敵な写真を撮ることができます。
江戸時代に作られた楠川歩道は今でも現役です!
雨が強い時には鉄砲水などの恐れがあり通行止めになることも多いので注意。
所要時間:往復3時間15分
屋久島の太鼓岩
白谷雲水峡と一緒に訪れたいのが標高1050メートルの太鼓岩です。
苔むす森からさらに登ったところにある絶好のビュースポット。
展望が素晴らしく、屋久島を見渡せます。
アクセス:宮之浦港から屋久島交通バス白谷雲水峡行きで40分、終点下車、徒歩2時間15分
もののけ姫にも登場した?屋久島の辻の岩屋
ジブリ映画「もののけ姫」のモロ一族の住む岩屋のモデルになった
辻の岩屋は、辻峠からトロッコ道側に少し下ると見えてきます。
屋久島の宮之浦岳(淀川登山口)
屋久島には九州で1番から8番までの高山が集中しており、
宮之浦岳は標高1,936mで、九州の最高峰です。
最高峰である宮之浦岳は緩やかな道中で、島の最高地点からの眺めはまさに絶景!
途中、トーフ岩や日本最南端の高層湿原・花之江河などの見どころもあります。
屋久島の西部林道
なぜ林道が観光スポットになっているかというと、この林道、
ニホンザルやシカなど屋久島ならではの動物たち巡り会える可能性が高い場所なんです。
屋久島のヤクスギランド
名前のポップさからは想像できないほど、苔むした自然の森を見ることができる。
30分、50分と比較的短いコースと、
80分、150分と長い山道のコースを選ぶことができます。
初心者でも歩きやすいコースで、気軽にトレッキングを楽しめるのが人気。
アクセス:安房港から車で50分
屋久島の益救神社
式内社の中では最南端。「益救」と書いて「やく」と読みます。
屋久島町指定文化財の仁王像があります。
航海者たちの重要な停泊・給水地だった屋久島において、益救神社は救いの宮とも呼ばれ、
感謝の思いをこめて「益救」の文字があてられているそう。
屋久島観光センター
屋久島に着いたらまず訪ねたい県内随一の規模を誇るお土産屋。
また、観光案内、屋久島の登山情報や案内、宿泊の案内を行っています。
2階には、瀬飯定食や各種トビウオ料理など屋久島の郷土料理を楽しめるレストラン、
縄文杉トレッキングツアーが申し込めます。
屋久島の太忠岳にある天柱石
標高1497m。太忠岳のシンボルである頂上にそびえたつ天柱石は圧倒される大きさです。
その高さは40mもあります。
屋久島の永田浜
屋久島一の美しさを誇る永田浜のビーチには、
春から夏にかけてウミガメが上陸・産卵にきます。
運が良ければウミガメに会えるかもしれない日本では珍しいビーチです。
屋久島の春田浜
安房地区郊外にある浜。隆起サンゴ礁が特徴で、
リュウキュウコケリンドウやテッポウユリなどが自生している。
岩場にできる潮だまり「タイドプール」に、小さな熱帯魚やカニなどがいます。
夏場は海水浴でにぎわいます。シャワー、トイレなど施設もあります。
屋久島の千尋の滝
落差60mの滝。一枚岩の花崗岩に打ち付ける滝は非常に迫力があります。
雨の降ったあとは特に豪快!
屋久島の大川の滝
屋久島の数多くある滝の中でも最大の滝で、
日本の滝百選にも選ばれている。
アクセス:安房港から車で50分
屋久島の平内海中温泉
干潮時の前後2時間くらいしか入浴できない、磯の中から湧き出ている温泉。
泉質は単純硫黄泉でややぬるめのお湯です。海との一体感を感じながら浸かれます。
しかし混浴で水着の着用は不可なので女性にはハードルが高いかも。
屋久島の湯泊温泉
湯泊の磯部にある露天温泉。真ん中に仕切りがついた男女別の露天風呂になっています。
海の近いところにも浴槽がありますが37度とぬるめのお湯なので夏場におススメ。
屋久島の屋久島灯台
約100年にわたって屋久島周辺の海の安全を守り続けている古くからある灯台です。
アクセス:宮之浦港からタクシーで35分
屋久島のガイドは必要?
お金に余裕があるのであればガイドを付ける方が良いと思います。
安全だし、その場所についての情報なども聞けるので。
自力でトレッキングするのであれば、登山靴やレインウェア、ライトなど
装備は万全にしておきましょう。特に靴は大事です。